
オフィス移転の際に立地を選ぶときのポイント
- 05 5月, 2016
ご自分で住む賃貸物件を探す際には、「アクセス」、「日当たり」、「利便性」など、さまざまな立地条件を考えられると思いますが、オフィス移転においても立地はとても大切な項目の1つです。ここでは、オフィス移転先の物件や立地選びのポイントについてご紹介いたします。
アクセスの良さはさまざま面でメリットが大きい
アクセスが良い立地は、取引先にとっても通勤する社員にとってもメリットが多いと言えます。公共交通機関であれば、駅やバス停から徒歩数分圏内が理想です。特に複数の路線が交わるターミナル駅では、その地域以外の顧客を獲得でき、非常に有利となりますので、アクセスの良さは立地選びの重要なポイントとなります。
また、郊外にオフィスを構える場合は、車での来社や通勤がメインとなるでしょう。幹線道路や国道から近い場所や、高速のインターからアクセスしやすい場所は、初めての来訪の顧客にもわかりやすいと言えます。
アクセスの良さは物件情報を読むだけではわかりにくいこともあるので、本当にアクセスしやすいかどうか実際に駅から歩いてみたり、車で向かってみたりして、自分の目で確かめることをおすすめします。
オフィス街への移転は事業の顧客対象と相談しよう
オフィス街は交通アクセスも良く、さまざまな企業が集中しています。特に、事業の顧客対象が企業である場合は営業活動がしやすくなりますし、ほかのエリアへの移動にも便利です。一方で、多くの人が行き来するため騒音が気になったり、賃料が高額になったりするといったデメリットも考えられます。
また、顧客対象が企業ではなく、一般客が対象の場合や、顧客とのやり取りが電話やメールなどが中心の業務形態であれば、あえてオフィス街に移転する必要はありません。アクセスがしやすくて治安が良く、騒音が少ない場所を選ぶと良いでしょう。
地価の高い場所は企業イメージをアップする
企業のイメージを左右させる要素の1つとしても、オフィスの立地場所はとても重要です。特にベンチャー企業の場合は、顧客や取引先の信用度を上げるためにあえて一等地にオフィスを構えるという手もあります。また、金融機関との取引においても立地場所は重要だとされており、立地場所が融資に左右されることもあるようです。大手企業の本社が多くある場所などは社会的信用が高くなる傾向にあるため、企業のイメージアップに繋がることが期待できます。
賃料と相談して、採算が合うかどうか考える
アクセスが良く地価が高い場所は、オフィスの移転先として理想と言えますが、その分賃料が高くなります。いくら一等地にオフィスを移転したいと思っても、採算が取れなければ会社経営が行き詰ってしまいますので、「この料金なら支払える」という限度額の中から候補を選ぶようにしましょう。
賃料の要素は「地価」、「広さ」、「建物の新しさ」などによって決まります。どうしても一等地にオフィスを移転したい場合、社員の作業スペースを狭くしたり、築年数が経っている物件を選んだりして賃料を抑えることも大切です。賃料は固定費となりますから、収支をよく考えて決めるようにしてください。
このようにオフィスの移転先は、企業の業務形態や顧客エリアなどによっても変わってきます。上記を参考にしながら、失敗しない移転先を選ぶようにしてください。
「しごと場創り」のお手伝い 株式会社ジオワークス
原状回復工事のご相談なら、、
https://geoworks.co.jp/lp/