目的別! 会議室のレイアウト6パターン
- 25 1月, 2019
あなたの会社の会議室は、どのようなレイアウトになっているでしょうか? 会議における机や椅子の配置は、とても重要です。配置の仕方によって「話しやすい」「発表しやすい」などの影響を与えるので、会議の内容や目的ごとにそれぞれ適したレイアウトを検討する必要があります。
会議室のレイアウト6パターン
会議室の代表的なレイアウト方法を挙げ、それぞれの特徴について見ていきましょう。
対面形式のレイアウト
机を挟んで2組が向かい合う形になるレイアウトです。両者が対等な関係になるため、商談や面談などの改まった場や、対等な立場で行う打ち合わせに適しています。
長方形の机の場合は、長い辺に沿って座るのが一般的。
対面形式のレイアウトで大人数になると、端と端に座った人同士が会話しにくくなるので、大人数のディスカッションにはあまり向いていません。
シアター形式のレイアウト
正面に演台や司会席を設け、他の椅子はすべて正面に向けて配置するレイアウトです。映画館やコンサートホールのように、机はなく椅子だけを用意します。
参加者すべての注目を正面に集めることができるので、メモを取る必要のない報告会や講演会、入社式などに適しています。司会者とその他の参加者が意見を交わすタイプのディスカッションにも向いているでしょう。
コの字形式のレイアウト
長机を「コ」の字に並べ、外側に椅子を配置するレイアウトです。参加者がお互いの顔を見渡せるため、活発な議論の発展が期待できます。空いているスペースにホワイトボードやスクリーンを設置すれば、司会者のプレゼンや報告を見ながらディスカッションをすることも可能です。企画会議や業務報告、定例会議など、幅広い用途に適したもっともスタンダードな形になります。
ロの字形式のレイアウト
長机を「ロ」の字に並べ、外側に椅子を配置するレイアウトです。コの字と比べて空いているスペースがなく、ボードを見る必要のない会議などに使用します。参加者が互いに顔を合わせられる特徴があるので、全員が対等な立場で発言できるでしょう。同時に適度な距離感を保てることから、改まった場にも向いており、重役会議や支店長会議などに用いられることも多いようです。
スクール形式のレイアウト
学校のように正面に演台を設置し、机と椅子はすべて演台に向けて配置するレイアウトです。シアター形式と異なるのは、参加者の前に机があること。メモを取ったり手元の資料を確認したりしながら、司会者の話を聞くようなスタイルの会議に向いています。たとえば、研修会やセミナー、講演会などには最適でしょう。
島型形式のレイアウト
少数の机と椅子を組み合わせた「島」を、会議室内に複数つくるレイアウトです。「アイランド形式」と呼ぶこともあります。グループ分けして作業や協議をする際にピッタリです。グループディスカッションが必要な会議や研修にも向いています。また、たくさんのアイデアが必要なときや、グループの親睦を深めたいときにもいいいでしょう。
会議室のレイアウトには、パターンごとにそれぞれ特徴があります。会議のスタイルが決まっている会社も、一度机や椅子の配置を見直してみてはいかがでしょうか。目的に合ったレイアウトを取り入れ、議論を活発に進めましょう。