オフィスの安全を守るセキュリティ対策
- 25 1月, 2019
どの会社でも命題となっている、オフィスのセキュリティ対策。どこか他人事だと考えてはいないでしょうか? しかし、日ごろからしっかりと対策を講じていないと、あるときになって、とんでもないトラブルが起こるかもしれません。そこで今回は、オフィスのセキュリティを守るための対策をご紹介します。
オフィスのセキュリティ対策をする必要性
オフィスのセキュリティ対策が甘いと、強盗に遭う、情報漏洩するといったトラブルが起こる可能性が高くなります。特に、外部の人間が簡単に出入りできる会社は、強盗に狙われやすいと言えるでしょう。また、その被害は金銭だけでなく企業機密や個人情報なども含まれます。この場合は営業や商談という形で訪れた、外部の人間から漏れるケースも多いようです。
個人情報流出と言えば、第三者が外部からハッキングするシーンを想像するかもしれませんが、「盗難」、「紛失」といった、物理的な原因も多いとされています。万が一個人情報が流出すれば、会社の社会的信用は大きく損なってしまいますので、オフィスのセキュリティ対策はしっかりと講じる必要があるでしょう。
オフィスのセキュリティ対策の方法
「セキュリティ対策が大切なことは分かるけど、何をすれば良いのか分からない」という人も多いかもしれません。そのような方におすすめの、具体的なセキュリティ対策例をご紹介します。
ワークスペースを外から覗かれないようにする
外部者がエントランスに訪れた際、受付からワークスペースが丸見えだと、書類や伝票、パソコンの画面まで見えてしまう可能性があります。社内の情報は、社外の人には見せないことが基本です。パーティションなどを設置し、外から覗かれないように工夫をしましょう。
電子錠での入退室の制限
誰がいつでも出入りできるようなオフィスは、外部の人間が社内の人間や来客になりすませば、簡単に侵入できます。少人数のオフィスでは見分けが付くかもしれませんが、とりわけ大人数だと他部署の人間だと判断されて、不審に思われないまま情報を入手されてしまうこともあるでしょう。そのような不測の事態に備えるためにも、電子錠を導入して入退室に制限をかけましょう。社員証やカードキーが入退室に必須になれば、社員か社員の同行でしか中に入ることはできません。
機密書類の破棄方法の見直し
重要な書類を鍵付きの棚に仕舞うなど、「収納」には注意していても「破棄」には気が回っていないケースも多いのではないでしょうか。もう必要ないからとそのまま捨てると、悪意ある第三者に入手されてしまうこともあります。そのような被害を防ぐため、機密書類は必ずシュレッダーにかけるようにしてください。また、機密書類を裏紙として再利用することも避けましょう。
会議室の間仕切りの設置
機密情報などの情報が飛び交う会議室は、社外、社内問わず隔離しなくてはいけません。小さいオフィスでは会議室がなく、ワーキングスペースに大きめのテーブルを置いて済ますこともありますが、情報漏洩の可能性が高くとても危険です。床から天井まで繋がっているタイプの間仕切りを設置し、会議の内容が漏れない環境づくりを徹底しましょう。
会社側が努力をすれば、情報漏洩や強盗などのトラブルは未然に防げます。大切な個人情報や企業秘密、そして社員を守るためにも、セキュリティ対策はきちんと行いましょう。上記を参考に隙のないオフィスを目指してください。