いい人材を確保するためにオフィスのエントランスを見直そう
- 25 1月, 2019
「玄関は家の顔」といわれるように、オフィスにおいてもエントランスは重要な役割を果たします。たとえば、エントランスが清潔だと、会社としてクリーンな印象を与えることができるかもしれません。面接希望者への印象を良くし、優秀な人材を逃さないためにも、オフィスエントランスの改善方法について知っておきましょう。
オフィスのエントランスが面接希望者に与える印象とは?
オフィスのエントランスを見れば、ある程度その会社のことがわかるといわれています。カジュアルな雰囲気なら若い世代が多く勢いのある会社、シックなムードなら伝統や格式のある会社、インテリジェンスな内装なら先進的な会社という印象を持つでしょう。
面接希望者は、会社に足を踏み入れた瞬間、ホームページや会社案内からだけではわからない現場のイメージをつかみます。「開放的で明るい会社だ」「安心感のある会社だ」と、自分が入ることになるかもしれない会社の印象をチェックします。そのため、暗そうで雑然としたエントランスの会社だと、やはりその通りの印象を与えてしまい、いい人材の獲得にはつながりません。
オフィスエントランスの雰囲気改善方法
では、具体的にどのようにエントランスの雰囲気をよくすればいいのでしょうか。簡単にできる方法から順番にご紹介していきます。
観葉植物の設置
見る者に「癒やし」を与える植物は、ナチュラルでリラックスした雰囲気を演出できます。ただ置くだけなので、手間もかかりません。扉の横に大きな鉢植えを設置したり、カウンターの上に小さな鉢植えを置いたりするといいでしょう。植物の種類は、お世話のしやすい「ポトス」や、葉の広がらない「オキシカルジューム」などがおすすめです。
間接照明・電球の交換
照明の色を変えるだけで、エントランスの印象はガラッと変わります。暖色系の電球にすれば高級感や安心感のあるイメージに、寒色系の電球にすればスマートで開放的なイメージになるでしょう。またダウンライトやスタンドライトなどを活用すれば、オシャレでクリエイティブな印象を与えます。
壁の色の塗り替え
エントランスの雰囲気を決める壁の色は、会社の印象を左右する大切な部分です。明るく清潔感のあるイメージにしたいならホワイトやクリーム色、スタイリッシュなイメージにしたいなら黒など、目指すコンセプトに沿って塗り変えましょう。塗り替えのほか、壁紙を交換するという方法もあります。
入口のドアの変更
会社のドアから中がまったく見えないタイプだと、面接希望者に不信感を与える可能性があります。閉鎖的なイメージを持たれることもあるので、会社の中がある程度見えるようなガラス製のドアが望ましいです。
受付の設置工事
受付カウンターの有無は、その会社のグレードを決める判断材料になり得ます。受付カウンターがない会社なら、設置工事を検討してみてはいかがでしょうか。カウンター設置後は常に人がいなくとも、内線につながる電話機を置くだけで構いません。それだけでも面接希望者の印象はアップします。
エントランスイメージの決め方
エントランスはオフィスの顔。その会社を象徴するようなイメージをつくるために、コーポレートカラーや販売商品のイメージカラーを取り入れてみてください。たとえば、社名のロゴが紫で書かれているなら紫を基調に、主力商品のパッケージが赤なら赤を基調にしたエントランスにしましょう。
また会社が扱っているサービスの印象で決める方法もあります。弁護士事務所などのカッチリした企業なら木や大理石をあしらった重厚感溢れるエントランスに、人材サービスなど人とのつながりを提供する会社なら暖色系やリボンなどをあしらった暖かみのあるエントランスにするといいでしょう。
エントランスは、会社の第一印象が決まる重要な場所です。「この会社に入りたい!」と面接希望者に思ってもらえるよう、できる限りの工夫を凝らすべきでしょう。いい人材の確保のために、上記を参考にしてぜひオフィスのエントランスを見直してみてください。