オフィスの移転をする際に注意したい業者の選び方
- 11 5月, 2016
オフィスの移転をする際には、新しい移転先探しはもちろん、レイアウト設計やオフィス家具、什器の購入、内装・原状回復工事、引越しなど、多くの工事や作業が必要となります。これらのサービスを一括して行うオフィス移転業者は便利な存在ですが、トラブルが起こるケースもあるため、安心できる業者を選ぶ必要があります。
ここでは、オフィス移転の際に注意したい、業者の選び方をご紹介いたします。
料金の確認
料金の見積もりは、オフィス移転業者と打ち合わせをしながら進めるのが一般的です。移転にはさまざまな工事や作業がありますので、さまざまな作業をセットにして合計料金を表示する業者もあれば、作業内容ごとに個別で見積もりを出す場合もあります。
セットで料金を提示された場合、どの項目にいくらという内訳を出してもらい、不備がないか1つずつチェックするようにしましょう。また、追加料金の確認や、万が一の際(事故や紛失など)の補償なども確認しておくことが大切です。
サービスの内容
オフィス移転業者を選ぶ上で、特に大事な項目がサービスの内容です。オフィス移転でやるべきことは引越し作業以外にも、既存のオフィスの原状回復、オフィス家具や什器の手配、移転先のオフィスレイアウト、それに伴うさまざまな関係工事など、多岐に渡ります。まずはどのような作業内容を受けたいのか洗い出し、どこまでの範囲を業者が請け負ってくれるのかしっかりチェックするようにしましょう。
最近では、移転先オフィスのレイアウトやパーティションのデザインまで行ってくれる業者も増えています。しかし、業者へ完全に委託してしまうと、いざ実際の業務になったときに使いづらいレイアウトになってしまうというケースも考えられます。動線や作業スペースなど、実際に働く社員の視点に立って機能面が整っているか確認しましょう。
引越しに伴う梱包や運搬作業がサービスに含まれるのかも確認が必要です。そのほか、施設の壁や階段、エレベーター内に養生をし、傷対策をしてくれるかなども確認すべきポイントと言えます。
コンプライアンスに詳しいか
オフィスの移転においても、それなりの約束事があり、何でも好き放題にできるわけではありません。オフィスの移転では、多くのコンプライアンス(法令)があり、これらを守ったオフィス作りが要求されます。
コンプライアンスの内容としては、建物や内装などの建築基準法、従業員の健康や安全を守る健康増進法や労働基準法、消火設備や避難経路などの確保、セキュリティ対策を施した個人保護法などが挙げられます。
見積もりやプラン作成時に、コンプライアンスの厳守したオフィス作りを提案してくれるかどうかも業者を選ぶポイントの1つです。
オフィスの機密情報を守れるか
最近は情報漏洩が問題視されていますが、残念ながら流出原因が外部委託した業者だったというケースも少なからずあるようです。オフィス移転の際には、機密情報が含まれたパソコンや資料を業者に運んでもらうことも多いので、オフィスの機密情報を守ることができる信頼のある業者を選ぶ必要があります。身元の分からない業者などは避け、なるべく多くの実績がある信用度の高い業者を選ぶようにしてください。
オフィス移転業者の選び方で重要となるのは、サービス内容のほか、しっかりとした説明や提案ができるかといった点などにあります。オフィス移転業者は料金やうたい文句だけで判断せず、上記を参考にしながら、慎重に選ぶようにしましょう。
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